草木染めの実験
なるべく身近な材料で染められるように、使ったものは黒豆、タマネギ、アボカド。それぞれハンカチと毛糸、レースしか染めないので、染液がもったいなくて、自分のソックヤーンもついでに染めてみました。
写真は左から
・アボカド
・ビーツの茎葉
・黒豆(薄めて鉄媒染)
・黒豆
・オオアワダチソウ(鉄媒染)
・フキ(銅媒染)
以上、煮出して染めたもの。
・タマネギの皮
・紅茶
・紫キャベツ
以上、ソーラーダイ(ガラス瓶に入れ、日光の熱で染める方法)
いつも使っている化学染料とは違う、繊細な色…夢中になる人が多いのもわかります。その分、pH測定器や温度計が化学染料染めの数倍活躍する細かさ。私も測定は好きではありますが、同じように染めても素材により結果が違うこともあるだろうし、きっと職人技でも御し難いものであろうとは容易に見当がつきました。(だからといって化学染料染めが簡単とは言いません。こちらはまた別の難しさがあるのも事実です)
素材を集めるところから始まり、染め上がりに一喜一憂するのがとても楽しかったです。
ただし、どこへ行っても見るもの見るもの、「これは染料になるだろうか」と見てしまう副作用がありました。スーパーに買い物に行くと無駄に長居してしまう(笑)。
ソーラーダイの途中経過。染め上がるまで2週間〜1ヶ月でしたが、写真のノラニンジンは継続中。もっと暑い時にやれば時間も短くて済みましたね…。
今回使用の材料はナス、黒豆、オオアワダチソウ、ハーブティに入っていたハイビスカスとクランベリーなど。
以上、夏休み大人の自由研究(笑)でした。
今回染めた糸は靴下を編んだりして実際に使用し、褪変色の検証をします。1年くらいはかけたいですね。今のところショップに並べる気はないのですが、結果次第で販売するかもしれません。その時はぜひお手に取っていただきたいと思います。
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